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What's Newー今日の呟きー

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8月20日   つながらない

 いつもモバイルの旅と銘打って、インターネットに頼りながらの旅と歌っているのですが。ネットワークに全くつながらないと言うことになってしまいました。そんなときにどうするかということも大切ですね。
 トロント小児病院の場所もわかりませんし、ファイアーストーンの場所もわかりません。そんなときには、AAAからもらったトロントの地図、通りの名前も載っているので場所を調べることができます。ファイアーストーンの場所を調べるにはイエローページ。これもたいていのモーテルには備え付けてあります。モーテル探しのガイドはAAAのツアーブック。
 インターネットさえあれば、ガイドブックなんかいらないという主張も、あっさりと撤回です。


8月19日   旅先にて

 ホームページを持っていることの楽しみに、離れたところにいる人たちと知り合えると言うことがあります。旅行中に、そんな人たちと直に会うと言うことは、サイトの管理人としてはとってもうれしいことです。もちろん、サイト上の管理人と、実際の管理人とは別人格ですから、ちょっとした不安もありますが。
 そんな、出会いの中で、トロントの小児病院。The Hospital for Sick Childrenの日本人の臨床留学されている先生をご紹介します。
 この世界的に有名な小児病院は、トロントのダウンタウンにあって、アメリカの巨大なコンプレックスの病院とは雰囲気はかなり違います。今回はこちらの脳神経外科で研修されている先生、以前から掲示板に書き込んで頂くことがありましたが、今回初めてお会いすることができました。トロント駅前のきれいな日本レストランで、カナダのビールと、日本食を食べながらトロントのお話を伺うことができました。ちなみに、この日本食レストランはおみそ汁おいしいですね。
 彼の病院の向かいにある、マンションに向かう途中、たまたま当直中のICUに勤務されている先生にお会いすることもできました。またまた、しばらく立ち話です。勤務中夜の11時近くまで、おつきあい頂きありがとうございました。

今日の紙芝居
1.小児病院の正面玄関
2.暮れなずむ小児病院
3.病院のマンション前にて日本人の先生方と。


8月18日   両替

 昔は海外旅行に出たら、まず両替所で両替してして外貨を得たものですが、最近はクレジットカードの普及もあって、あまり現金は必要なくなりました。それでも、チップや、マックなど、現金の必要な場合も少なからずあるので、現金を用意しなければなりません。
 カナダのATMでもBank of Americaのカードが使えるかどうか試したのですが、全く問題なく使えるようです。これで、両替所に行く必要はありません。
 多分クレジットカードのキャッシングよりは、利息のかからない分だけ有利でしょう。


8月17日   日本スーパー

 ドライブ旅行の楽しみの一つに、日本食材店に行くことがあります。ダラスは、小さい日本食料品店しかないのですが、ニューヨーク、ロサンゼルスなどには本屋も入った大きな日本食料品店があります。
 そんなに本食料品店の一つが、シカゴのミツワ。いやー、管理人は本当に感動しました。旭屋書店が入っているのですが、日本の、それなりの本屋と同じ品揃えです。日本の雑誌を絶ってから2年半。涙ものです。
 管理人が、後悔していることは日本から旅行ガイドブックを持ってこなかったこと。アルファベット順に並んだつまらないこちらのガイドブックに比べれば、日本のガイドブックがどれだけいいことか、思わず地球の歩き方を買ってしまいました。
 こんな大きな日本スーパーがあるシカゴの人たちは幸せですね。


8月16日   新連載 旅は犬連れ北米モバイル紀行

 皆さん今晩は。日本はオリンピックで盛り上がっているところでしょうか。こちらも白熱した体操競技をNBCで観戦しています。さて、今日からしばらくの間特別企画として「旅は犬連れ北米モバイル紀行」として、北米の国立公園をD70で写真を撮りながらまわるという、非常にオタクっぽい旅行について方法について、連載したいと思います。
 さて、管理人の旅行時のインターネットーコンピュータ環境ですが、基本はノートパソコンです。最近は、D70を使い出してから写真データが容量を食うので、外付けHDDも持って行かなければなりません。
 旅行先のデータ収集にはインターネットが活用できますが、残念ながら結果をPalmに移してというほどPalmは便利ではないのと、書類を打ち出すためにプリンターも持って行きます。、同じく書類も読み込むためのスキャナーも持ち歩いています。これに先のデジタルカメラと、デジタルビデオもあるのでオフィスの引越みたいになってしまいます。
 小物としては、マウス、カードリーダーなど。電源コード類も忘れてはいけません。また、不便なのが、充電器のコードの山。デジタルカメラから、携帯電話までモーテルに着いたら充電をはじめなければなりません。そのため、一番重要なのは、マルチコンセントの延長コードかもしれません。
次はインターネット、携帯電話と続きます。

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8月15日   帰国

 本日、片山夫人は早朝の便にて、ダラスから日本へと戻られました。一人だけの帰りのチケットがとても痛ましく、帰り飛行がいかに長いことでしょうか。日本へ帰国されてから、無事のことが進むようにお祈りいたします。
 さて、管理人もしばらく旅に出ることとしましょう。それではまた。


8月13日   告別式

 本日、片山氏の荼毘と告別式が行われました。ご遺体は朝8時にコッペルの斎場を出発された後、ほど近い住宅地の中にある、火葬場へと送られました。ここは、こじんまりとした墓地の中にある、簡素な火葬場でした。
 テキサスの夏とは思えないような、涼しい風の吹くなかを片山氏は静かに、湯気となっていきました。火葬場の裏は、広々とした草原になっていて、煙突が少しだけ、木々の枝先を焦がしていました
 午後2時からは、ダラスファーストバプティスト教会ジャパニーズチャペルにて、しめやかに告別式が催されました。信者でないのにもかかわらず、生前からお世話をして下さって大変感謝しております。 


8月11日    追悼

 昨日お亡くなりになった片山氏ですが、数多くの番組製作を手がけられておられました。、その中の一つに元京都大学探検部のOBで、熱帯雨林学の井上民二先生とのお仕事があります。片山氏はかれと「日本のデビッドアッテンボローになろう。」と話しておられたそうです。その番組を見て管理人はあこがれて京都に行ったものでした。
 しかし、その後井上先生は、ボルネオにて飛行機事故で非業の死を遂げられたのですが、片山氏は、現地で彼を荼毘に付し、日本に戻られたそうです。井上先生は管理人の先輩でもあるので、そのときのお話をお元気だったときに、片山氏がお話ししてくれたものでした。
 そして、いま彼自身がやはり骨になって、日本に帰ることなり、その場に立ち会うことに不思議な巡り会いを感じます。その後、管理人はフィールドワークではなく、病院で働く道を選びましたが、やはり心の奥には探検部の心は持っています。片山氏が元気になっていたら、海外のいろいろな場所に取材に行かれた話しを聞くことができたのが残念でなりません。

 片山氏は当地にて荼毘に付され今週末にご婦人とともに帰国の途につく予定です。帰国の前に、追悼の式がダラスにて催される予定です。時間・場所につきましては明日お知らせ致します。

この文章は患者さんのご家族のご了解の元に掲載しております。


8月10日    訃報

 ダラスにて肝移植を受けられて、その後GVHDにて闘病生活を続けていた片山龍峯氏が、本日11:10にGVHDに伴う敗血症のため永眠されました。享年62歳でした。
 120カ国以上をまわられ精力的に番組製作をなされていた片山氏は、アイヌ語の研究家としても知られ、今回もアイヌ語辞書編纂のための資料ををダラスまでお持ちで、辞書編纂半ばでの出来事でした。非常に残念でなりません。
 
 GVHDは輸血や臓器移植における、まれな合併症の一つで、依然非常に高い死亡率をほこっています。一時期は回復して一般病棟にあがることができたのですが、最終的には骨髄機能の低下、感染症を来たし今回の不幸な結果となってしまいました。

 骨髄移植に関しては、多くの方からご支援をいただきありがとうございました。心からお礼申し上げます。また、患者さんと家族の方のダラス滞在中は、多くの方がボランティアでお手伝い頂き本当にありがとうございます。多くの方に支えられて、移植医療が提供できることを強く感じています。

 しかし、同様の移植が日本で受けることができるならば、どれだけ患者さんと、ご家族の負担が軽くてすんだことでしょうか。技術的には十分可能ながら、日本で移植を受けられないことに歯がゆさを感じられずにはいられません。

 片山氏のご冥福をお祈りします。

この文章は患者さんのご家族のご了解の元に掲載しております。


8月9日   なまけもの

 今日は病院にてデーター調べ。そこへ通りかかった大ボス。「上野はLazyにしているのかい?」「論文はどうなっているんだ。」 どこでも、大ボスというのは元気で、こういうことはよく覚えているものです。
 「今ちょうど書き直しのデーターを調べているところです。」と運良くコピーを取っているところだったもので答えたところ、そのうれしそうなこと。本当に仕事が好きです。
 医師という仕事はどこにいても365日仕事なんだなと思う今日この頃、人は不平等に作られたから、いつも戦わなければいけないのでしょうかね。

 たまにはパームの記事も更新しましょう。必携のソフトの筆頭の、ePocrates。最近はスイート化を進めるのが方針なのか、5minute clinical consultとラボデーターとが合体したePocrates Essentialを発売しました。しかし、一年間の費用が$140だと、購入する人がいるのでしょうか?


ダラス情報板より(メールアドレスの登録もできます.)
04/08/09(月)19:13:57 投稿者[梨菓]
【No.63】 タイトル[UTSWのCampus housing]
9月末からUTSWへの研究留学を予定しています。Campus housingに関する情報をご存じでしたら教えて下さい。こちらの掲示板で、過去に同様の内容を見ましたが、子供はいませんので学校の心配はありません。


8月8日    空恐ろしいこと

 今日は朝から論文書きと原稿書き。そんな中で、Sur La Tableへ。ここには日本の食器や子供用の持ち方を教えるわっか付きの箸なんかが置いてあるのですね。
 
 さて、異動の時の心配事に医療保険があります。この点についてはアメリカではCOBRAという制度があって18ヶ月間は現在の保険を継続できます。ところがこの保険料の高いこと今までの10倍近い保険料になります。
 ところが、この制度60日以内に加入すればいいので、実際は保険料を払わずに保険にカバーしてもらえることになります。ややこしいアメリカの医療制度ですが、少しだけ有利なこともあるようです。

 さて、皆さんYahooのPeople Searchというサービスをご存じですか。日本のヤフーにはないようですが、名前を入力すると住所や電話、e-mailがわかるというものです。お金を出せば過去の経歴までわかると言うことなのですが、空恐ろしいサービスです。個人のプライバシーなど無いのでしょうか。最も、管理人のデーターは引っ越す前のものなのですが、それでも恐ろしいものです。


ダラス研究者日本人会BBQ会のお知らせ
<2003年春期UTSW,UTA,Baylor U.M.C., VA日本人会バーベキューの御案内>

日時:2004年10月3日(日) 12:30PM - 3:00PM (雨天の場合は中止)

場所:Cimarron Recreation Center
    201 Red River Trail, Irving, TX 75063
    Tel. (972) 910-0702

会費:未定(前回並みの、1家族あたり$2~4を予定。決定次第お知らせします。)


参加御希望の方は管理人まで御連絡いただければ、幹事に転送いたします。
 


8月7日    しばしの滞在。

 久しぶりにダラスに戻ってくると、ほっとしますね。2年半の短い滞在でしたが、すっかり慣れ親しんでしまいました。今日からしばらくダラスにいます。本当にダラスではいろいろな人にお世話になりましたし、まだまだお世話になりどうしです。
 
 


8月3日   恥ずかしいこと

 昨日は、海辺のリゾートマンションのような部屋を見に行ったら、気がつかないうちに、足に小バエのようなものが、さわるとぴょんぴょん跳んでいます。前にすんでいた人が、犬を飼っていたからか、のみが足にたかっていたのです。未だかつて、あんなにたくさんののみを見たことはありません。ただ、アパートを見に行っただけなのに、足はすっかり腫れ上がってひどい目に遭いました。
 去年はポイズンアイビーにやられて、今年は”のみ”。どうも夏は、何かひどい目に遭うようです。

 昨晩は、「日本人を紹介してあげよう。」といわれて、お会いした先生。最初の一言「ダラス通信の”ウエノタケヒサ”さんですね。(フルネームがみそです。」「研究留学ネットのメーリングリストで方でいつも拝見させて頂いています。」 さて、こんなサイトを作っている管理人ですが、初めての方にお会いするときに「ダラス通信の上野さんですか。」といわれるのが、実はとても恥ずかしいことなのです。穴があったら入りたいというところです。

 さて、またダラスに新しい方がいらっしゃるようです。ホームページもお持ちのようですので、ダラスの記事が楽しみですね。

ダラス情報板より(メールアドレスの登録もできます.)
 04/08/03(火)03:56:47 投稿者[ノマ男@川崎市] <http://www.geocities.jp/moritas_homepage/>
【No.61】 タイトル[家財道具を譲って下さい〜♪]
海外転勤のため8月末にダラス(プレーノ)に引越します。家財道具を譲っていただける方はリストを当方宛にメールで送って下さい。探しているのは冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の電化製品と、ダイニングテーブル、ベッド、チェスト、デスクなどの家具類です。また自家用車も探しています。


8月1日   病院のかかり方 マイアミ編  

 皆さん今晩は。月日がたつのは早いもので、もう8月になってしまいました。さて、アメリカでの病院のかかり方ですが救急にかかられる方も多いのですが、救急はあくまでも救急で重症の患者さんから治療がなされる上、医療費を払えない人も受診に来たりするので(診療を断れない)、日本の外来のように受診するのはあまり向きません。
 基本的には家庭医(Primary Care Physician)に連絡をして、予約を取って診察を受けることになります。もちろん救急の場合、たとえば、胸痛とか、重度な腹痛などのとても翌日まで待てない場合に受診をした方がよいです。この場合は、トリアージ(患者の選択所)で優先的に見てくれるので、待たされません。
 さて、家庭医ですが、アメリカの場合は保険が医師の選択の場合に重要になるので、基本的には保険会社がカバーしている医師を選ぶことになります。心配な方は、引っ越してきたときに、検診(たいていの保険は年に1回くらいはカバーしていると思います。)などの目的で家庭医を受診して、信頼できる医師かどうか判断すればよいかと思います。
 子供の場合にも通常は家庭医が診察できるので、特に信頼できない医師でない限りは大丈夫だと思います。
 専門医を受診したい場合でも、最初から自分で専門医に予約を取るよりも、家庭医を一回受診して、それから紹介してもらった方が早くて確実な場合が多いです。また、保険の種類によってはこれはひっすうになります。
 ともかく外来受診の仕方は日本とは違います。信頼できる家庭医を作るのが最前の方法です。最も、日本もその方向ですね。

 さて、話は変わって、今日はアメリカ人をよく観察しているShinさんのご紹介します。オハイオの大学院に留学した後、エンジニアとしてケンタッキーで駐在をしているShinさんのホームページです。アメリカ人の同僚や上司の観察日記がおもしろく、共感させられることも多々あります。アメリカ人の生態について知りたい方は日記をどうぞ。

 楽しくてこそ人生!?
http://f16.aaacafe.ne.jp/~wonderss/

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7月29日   ご協力のお礼とご報告

 先日皆様にご協力をいただいた、当院にて肝移植を受けられた後、GVHDで危険な状態になられた片山氏ですが、容態はゆっくりながらも順調に回復されて、今日は一般病棟へ移られました。ご協力、ご連絡頂いた方大変ありがとうございました。今後も、順調に回復することをお祈りします。


 さて、話しは変わって、同僚が「とてもおいしい」と絶賛していた、Spring Creek BBQへ今日行ってきました。彼はここでバーベキューとステーキの違いを教わったそうです。ここは、ダラス・フォートワース地区に何件かあるBBQのチェーン店で、カフェテリア形式で、その場でリブを切ってくれます。リブの味はなかなかですが、付け合わせはまあまあです。入り口で少々並びますが、進みは早いです。また、焼きたてのパンもあって席まで配りに来てくれます。まわりの人は、このパンをため込んで持って帰ったりしていましたね。
 確かに、バーベキューリブは大変おいしいです。同僚曰く、他のメニューはいまいちなので、リブに絞って注文した方が良さそうです。大きな難点は、なんと言ってもビールが飲めないこと。これだけは残念です。

Spring Creek Barbrque
http://www.springcreekbarbecue.com/


7月28日   またまた抄録書き

 さて、書き上がった抄録。ファイルメーカーからPDFファイルに書きだそうとしてもうまくいきません。仕方がないのでいったん数百枚の抄録をプリントします。ところがB5の紙はアメリカでは手に入りません。そのため、裁断機で角を切ってB5のサイズに切り出します。そこから、Scansnapに読み込んで、やっとPDFファイルの完成です。これが日本でうまくプリントできればいいのですが。そうでなければ、この分厚い抄録をEMSで送らなければなりません。
 


7月27日   まだまだ抄録書き

 今日からフロリダに行くことを予定していたのですが、まだ抄録書きが終わりません。これは全く苦行以外の何者でもありません。写経と同じですね。手術記録をファイルメーカーで作っていたのにもかかわらず、このざまです。ちゃんと外科学会対応にしておけば良かったと深く後悔。外科学会の抄録はもちろん患者さんの名前は記載しないので、自分の診た患者さんが通し番号だけになってしまうのは、少し寂しいですね。
 そういえば認定医になるには口頭試問があるはずなのですが、どんな問題が出るのでしょうか。
 それはさておき、朝から家にいるというのは2年半ぶりに新鮮。9時からやっている日本の番組を見ながら、窓際のブラインドを開けると、最近涼しいダラスの蒼い空の下ではテニスをやっている人たちがいたりします。この朝の番組というのは実に夏休みみたいですね。(実際そうですが)
 とは行っても、ディスプレイに光が反射してじゃまなので、再びブラインドを閉じて写経にいそしむのです。

 さて、今日はダウンタウンに程なく近いAAAにフロリダと、カナダのガイドブックと地図をもらいに行きます。AAAにフロリダでガイドブックがもらえることは有名ですが、なにぶん平日と土曜の昼間しか空いていないため、オフィスに行くのはこれが初めてです。

 さて、ここのオフィスのたいそう立派なこともさることながら、無料のガイドブックの立派なこと。フロリダだけで、厚めの地球の歩き方分くらいはあります。


7月26日   抄録書き

 今日は一日中外科認定医の抄録書き。ファイルメーカーでフォーマットしているのですが、元々のデーターが抄録のデーターと対応していないためいちいちクリックをして移さなければ行けません。右手が腱鞘炎になりそうです。
 現在使っているサーバーは料金据え置きのまま、8月から容量が100→300MBに増強されるようです。すでに容量をオーバーしているこのサイトにはありがたいお知らせです。
 オフィスに電話するも、留守電はつながらずメールは返事がありません。どうなっていることやら。


7月25日   相変わらず抄録書き

 今日は一日中外科認定医の抄録書き。
 アパートは8月から、一月ごとの契約に切り替わって$300も値段が上がります。今日は鍵の複製の全部作ったのですが、意外と日本みたいに鍵のコピー屋がありません。アパートの鍵はアパートに頼んで$25、車は結局ディーラーで頼むのが速くて、またVIN番号から複製してくれるので原本が手に入ります。フォードはICチップ内蔵のため$120以上かかります。


7月24日   マルガリータの飲み過ぎ

 今日は昼からMatt's Rancho Martinezで送別会。すでに、呼ばれることはないので、さんざんマルガリータを飲んでしまった管理人。ちゅっと飲みすぎです。


7月23日   やっぱり病院には行くもの

 今日も病院での残務整理。図書館と、Medical Recordに行って、延滞がない証明を出してもらい、駐車サービスにIDバッチを返して卒業証書をもらいます。駐車違反料を払っていないのどうのともめて(クレームをつけて駐車違反は無かったことにしてもらっていた)少し手間取ります。
 今日朝に厚生労働省からの書類が届いてすぐにファックス。電話で確認をかけても相変わらず留守電は録音できません。


7月22日   翌日 The next day

 今日からは、朝早く起きる必要はありません。のろのろとお昼前に病院に出かけます。Scansnapは大活躍していますが、初期不良の該当機に当たるため、いまいちスイッチの入りが悪いことがあります。こんな時に、すぐに修理できないので不便です。
 さて、夜にはメキシカン料理のBlue Mesaにて、UT/SW日本人ジャーナルクラブ主催の送別会が催されました。写真は"研究者の会"に掲載してあります。

今日の紙芝居
UT/SWジャーナルクラブのメンバー


7月21日   ポケベルを返す日  Pager Retune

 今日でいよいよ最後です。通常通りに回診をして、5時過ぎには業務終了。ポケベルを新しいフェローに引き渡して、これでポケベルフリーです。
 これで2年半に渡る移植外科のフェローシップも終了です。今まで応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。

今日の紙芝居
ポケベルを次のフェローに渡して、すべての仕事を終了です。(まだ書類仕事がたくさんありますが。)


7月20日   ご幸運を  Good Luck!

 今日は、ダラスの回診。お昼には病棟で送別会を催してくれました。プレゼントにはテキサスの写真集、病棟の人たちのアドレス帳、写真立て、イディオム集、そして寄せ書きの額です。こんなに暖かい送別会はうれしいものですし、このセンスある寄せ書きは今まで見たことがないですね。飾り物に関してはいつもセンスの良さに感心します。
 いよいよ明日は最終日ですが、まだまだ当直のバックアップで最後まで事実上当直をさせられています。

今日の紙芝居
病棟の送別会。

ダラス最後の日まで あと 1日 


7月19日   さよなら尾中先生  So long,  Dr. Onaca

 今日は、ダラスの回診の後にフォートワースの回診。お昼は、尾中先生と管理人の送別会です。尾中先生も結局ビザが降りずに帰国するということになってしまいました。優秀で、ユーモアがあった先生で、管理人が英語が全く話せない頃から一から教えてくれた先生です。イスラエルに帰ってもきっと成功するでしょう。
 管理人はというと、やっと秘書に連絡は付いたもの書類手続きは全く進んでいないよう。厚生省からの書類も必要でまだまだ時間がかかりそうです。全くどうなることやら。

今日の紙芝居
尾中先生と管理人の送別会。自分が送られる側になってしまうというのも寂しいものです。

ダラス最後の日まで あと 2日 


7月18日   最後の当直  The last call

 今日は最後の当直。最後の当直にふさわしく、今晩は一晩中手術です。当院で初めての、心臓/肝臓同時移植+ドミノ肝移植です。管理人の最後の移植となった、心臓・肝臓同時ドミノ移植は、大ボスの前立ちをつとめさせてもらい、最後の手術としては何よりです。しかしさすがに朝まで手術だと眠いです。

今日の一コマ
最後の移植患者さんを、ICUに送り出します。

ダラス最後の日まで あと 3日 


7月17日   骨髄移植続報

 昨日は当直。移植前患者の入院を取ってそのままお泊まり。今日はダラスの回診の後、フォートワースの回診。夜は病棟の看護婦さんの送別会をMatt's Rancho Martinezで行います。

骨髄移植続報

 皆さんにご協力頂いた骨髄移植の必要な日本人の患者さんについてですが、骨髄バンクを通じて、海外のドナーの方の準備を進めて参りましたが、本人の骨髄機能が回復してきたため現在のところ骨髄移植の必要な状態ではなくなりました。多くのお問い合わせ誠にありがとうございました。
今日の一コマ
 病棟の看護婦さんの栄転の送別会。メキシカンのお店です。

ダラス最後の日まで あと 4日 


7月16日   送別会

 今日は当直。管理人はすっかりカメラマンとかしています。今日の回診は大ボスの回診だったのですが、「上野君写真を撮るよりは、記憶にとどめておきたまえ。」と、行っている割には、写真に撮られてまんざらでもなさそう。D70はなかなか撮られる気にもさせるカメラです。
 管理人自身の送別会の張り紙がされるようになってしまいました。月、火と送別会ですが、送別会をされるのは悲しいものですね。
 埒のあかない書類手続き、事務に電話をしても担当者が不在です。このままどうなることやら。

今日の一コマ
トイレのドアにはってある送別会の張り紙。

ダラス最後の日まで あと 5日 


7月15日   医師の見学

 今日はダラス回診の後にフォートワースの回診。夜は寿司矢間にて見学にいらしたドクターの歓迎会。

今日の一コマ
 いつもお世話になる国際部のナンシーと、見学の先生。

ダラス最後の日まで あと 6日 


7月14日   医師の見学

 昨日から新しいフェローが来ました。また、日本人の医師の見学者も訪れています。日本からの移植希望の患者さんの資料の翻訳。管理人の仕事はもっぱらこのようなお世話です。後のこり一週間です。明日からは一日一日が最後の曜日です。今日はその後フォートワースの回診。

 次の職場の書類手続きを待っている管理人ですが、秘書からの連絡だとこの一ヶ月間全く進んでいなかったのではないかという嫌な予感です。ここに来る前もそうでしたら、いつも書類手続きは遅れ遅れです。

ダラス最後の日まで あと 7日 


7月8日   骨髄移植続報

 今回は多くの皆様より、メールやお電話でご連絡をいただきありがとうございました。大変感謝しております。現在のところ、骨髄バンクを通じて、ドナーを照会しているとこです。適合するドナーは見つかりそうなのですが、まだ、時間的な制約やいくつかのハードルもありありまだまだ難しいところです。

 いずれにせよ皆様のご厚意重ね重ねありがとうございました。 


7月7日   骨髄移植のドネーションについて

  現時点では、骨髄バンクを経由したドナー候補者を捜しています。残念ながら、骨髄バンクドナー登録には、6週間程度かかってしまいます。もし骨髄バンクへ登録しても良いという方がいらっしゃるようでしたら、骨髄バンクへの登録をお願い致します。この場合は、全米の骨髄バンクのデータベースに入りますので、必ずしも、この患者さんのためだけとはなりません。
 骨髄バンクへの登録はドナーセンターまたは、献血センターにて行えます。ドナーセンターには事前に電話で問い合わせをするようにしてください。ちなみにベイラーのドナーセンターは月曜から金曜の9−5時でです。必要な時間は、質問票への記入も含めて1時間弱ほどです。またアジア系は検査料が無料ですので、もし、検査料を請求された場合はその旨をお伝え下さい。

ドナーセンター (ダラス・フォートワース地区)

Center ID: 094
Baylor University Medical Center
NMDP Donor Center
3409 Worth Street
Suite 600, Sammons Tower
Dallas, TX 75246-2029
214-820-8165
800-4-BAYLOR
http://www.baylorhealth.com

Center ID: 046

Carter BloodCare
9000 Harry Hines Boulevard
#227
Dallas, TX 75235-1720
214-351-8150
800-DONATE-4 ext 8150
http://www.nmdpdallas.org

Center ID: 101
Cook Children's Medical Center
801 Seventh Avenue
Fort Worth, TX 76104-2733
817-870-7562
800-643-2448
  献血センター(所在地)
http://www.carterbloodcare.org/wsf/donorcenter.htm

National Marrow Donor Program (全米骨髄移植プログラム)
http://www.marrow.org/NMDP/api_japanese.html

 アメリカでの骨髄移植の解説はこちらをご覧下さい。日本語です。


写真で見る骨髄バンクドナー登録(ベイラーの例)

1.電話で予約を取ります。9−5時の間に予約を取ります。
2.ここが受付で質問票に連絡先などを書き込みます。
3,4.質問票。記入は難しくありません。
5.採血には一般外来採血室を利用します。
6.一般外来採血室
7.採血はこの一本だけです。
8.採血はすぐに終わります。

ダラス最後の日まで あと 14日 


7月6日   骨髄移植のドネーションについて

 現在、当院(Baylor University Medical Center)にて6月7日に肝移植を受けられた、 日本人患者さんが移植後の合併症でGVHD(移植片対宿主病)にて危険な状態にあります。この病気を救うに骨髄移植しかなく、現在可能性を探っています。しかし白血球の方が会う方からしか骨髄の提供を受けることができません。
 ただ、骨髄移植の場合は基本的には日帰りですが、入院が必要であること、局所麻酔か全身麻酔下で骨盤の骨髄より、何回かの採取が必要であることなどから、かなりの負担がドナーになって頂ける方にもかかってしまいます。また、全身麻酔に伴う合併症なども0%ではありません。腰骨の痛みが一週間くらいは続きます。
 それでも関わらず、ボランティアになって頂ける方は、担当医までご連絡をいただけるでしょうか。骨髄移植を行う場合には白血球型の検査をお願いすることがあるかもしれません。

National Marrow Donor Program (全米骨髄移植プログラム)
http://www.marrow.org/NMDP/api_japanese.html

 アメリカでの骨髄移植の解説はこちらをご覧下さい。日本語です。

  
骨髄移植推進財団
http://www.jmdp.or.jp/

 骨髄移植に関する日本での説明はこちらをご覧下さい。

骨髄移植のドナーに関しては こちらのページをご覧下さい。
http://www.jmdp.or.jp/donation/index.html

    連絡先は以下の通りです。


  管理人 上野  24時間連絡可能です。
  携帯          214-803-5631(もちろん日本語可)
  E-mail:   admin@dallastsushin.com

ダラス最後の日まで あと 15日 


7月5日   リュック  Climbing Bag 

 さて、今月は医師と言うよりは写真撮影が主な管理人。Nikon D70をぶら下げて、病院に通っていますが、評判に違わずすばらしいカメラです。同じカメラを買った蘭土先生も「世界で一番売れているカメラでしょ。」と自分がほめられているようなうれしさです。ほんとにカメラの世界は日本製ばかりです。
 さて、そんなカメラにはバックが必要なのですが、手に入れたのはLoweproのバック。このバック、マークがLowealpineと同じだと思ったら、同じ会社です。
 Lowe Alpineと言えば、管理人のあこがれのリュックのメーカー。その昔、メキシコに皆既日食を見に行ったときに、同じ宿に泊まっていた香港からの3人組。なぜか3人組というと女一人に男二人なのですが。その背中に燦然と輝くLowe Alpineのリュック。大学の後半くらいになってから手に入れましたが、久しぶりに再び手に入れました。
 今日は予防接種の初日、4本も打たれておしりがひりひりです。
 

  ダラス最後の日まで あと 16日


7月4日   独立記念日  Independence Day 

 今日は独立記念日、独立記念日といえば花火です。いつも第二助手に入っている春欄先生に聞くと「Lone Star Park」がいいでしょう。ということでした。今年はどこで見ましょうか。昨年はReUnionの広場でイベントがあったのですが今年は無いようです。ダラスモーニングニュースで調べると、Joe Pool Lakeの花火が良さそうです。
 ところが、I-20をおりて向かう道路は長蛇の列。この先の駐車場は州立公園の駐車場なのでとても入れる様子はありません。途中であきらめて、Lone Star Parkへ向かいます。
 こちらも大渋滞で、なかなか競馬場には近づけません。I-30上にも車が停まって眺めている人がいますが、もう少し近くまで行きたいところ、大回りして北側から攻めてみますが、これはなかなか調子が良くてすぐ近くまで行くことができました。もちろん中には入れませんが、眺めとしては十分です。
 今度行くことがあったら、競馬を見ながらその後で花火というのがいいかもしれませんね。
 

  ダラス最後の日まで あと 17日


7月3日   フィリピン人?  Are you Philippino? 

 病棟でカルテ書きをしていると「あなたフィリピン人?」と看護婦さんが声をかけてきます。どうせ間違えるのなら、中国人と間違えてほしいですね。
 さて、彼女はインドから3年前に来ていたのですが、ご主人は10年目の外科医で仕事をしたいそうです。
「アメリカでレジデントをしているの?」
「2年前に日本から来たばかりだ。」
「やっぱりUSMLEを受けないと行けないの。」
「そうでないと臨床ができないからね。」
こちらから見れば、インド人だったら元々英語を話すからはるかに簡単だと思うのですが。

  ダラス最後の日まで 18日


7月2日   最後の移植  The Last Transplantation 

 今日は久しぶりに肝移植の術者。もうのこり期間が少ないので、これが最後の肝移植になるかもしれないと思うと何かもの悲しいものです。病棟管理でも、今はただのPAで、管理人の出る幕はただのお手伝いです。(とは一手も仕事が少なくなるわけではないのですが。)

 先月投稿した論文はこれでもかというくらいにぼろくそなコメントがついて帰ってきました。
「ネイティブスピーカーによる大幅な手直しが必要です。」
「....」
結局論文は終了後に持ち越しです。

  ダラス最後の日まで あと 19日


7月1日   リスクマネージメント  Risk Management 

 さて、とうとう7月になってしまいました。管理人は本来ならばすでにココにはいない身。新しいフェローの赴任が遅れているため、まだ残っています。

 さて、とある事件がこの界隈で起こったのですが、その際のリスクコントロールの迅速さは感心するものがあります。事件の正式発表が今日の午後。午前中のうちに、職員全員を集めての患者さんへの対応対策からすべて徹底しています。ほとんど、混乱することなくそれぞれが対応に当たっていました。それに当たる事務方はたいていは女性です。
 

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  ダラス最後の日まで あと 20日


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